株式会社リングスター

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スーパーボックス誕生秘話

スーパーボックス

リングスターの代名詞とも言える商品「スーパーボックス」
その開発は130年を超えるものづくりにかける想いと、
お客様への約束をかたちにする真っ直ぐな姿勢によって進められました。

プロの要望に、プロとして応える。
そんなものづくりの軌跡をお伝えします。

工具箱

  1. 1990.10

    国内外で、工具箱の需要は重いスチールからプラスチック製を求める声が増えてきていた。
    しかし、プラスチック製の工具箱は、強度を高める素材と技術に乏しく、スチール工具箱を超える強度のあるプラスチック工具箱はなかった。

  2. 1990.11

    幹部をはじめとする開発者がチームを組み開発に着手。
    しかし当時のリングスターにはプラスチックの成型技術がない。全く新しいこの工具箱の開発には超えなければならない壁がいくつも存在していた。

リングスター初のプラスチック工具箱

工具

  1. 1991.01

    永年の工具箱に対する、他社には絶対負けない「情熱」と「誇り」を頼りに「最強のプラスチック工具箱」を製造することを決断。
    自社生産にこだわり成形機1号機450トンを導入し、SR-450、SR-530の設計が始まる。

  2. 1991.02

    プラスチック工具箱は割れると言う概念を覆したく、まずは設計段階で徹底的にリブ・フタ部勘合・厚みなどを研究し、リングスター初のプラスチック工具箱が誕生する。

  3. 工具

    1991.03

    SR-450、SR-530を成型、10kgの工具を入れて腰の高さから落とすが簡単に割れてしまう。
    全国、海外からもあらゆる素材を集め何度もテストを重ねるが、「強度」の問題を解決できなかった。
    社内からも、割れるのを妥協をして発売まで、という話が出始めた。
    しかし、10Kgの工具が入った状態での落下試験をクリアするという、実際の使用環境にあわせたテストに合格するまで絶対に妥協はない。

プラスチック原料

車

  1. 1991.04

    数十社の原料メーカーへと足を運び、ついにある原料商社から提案があった。
    それは自動車業界に流れている材料。
    しかし、自動車業界以外での成形実績はなく、成形には不安があった。

  2. 車

    1991.05

    この材料は弾力性があり樹脂の流れが悪いうえ、成形後に金型から商品が離形しにくい。
    成形条件を試行錯誤し、なんとか開発の目処が立ち完成品のテストを行う。
    新素材の工具箱は割れなかった。合格だ。
    この強さ、丈夫さ、全国の消費者に届けよう。
    商品化に向けた製造工程へと、大きく動き始めた。

  3. 1991.06

    大阪府立産業技術総合研究所にて、落下試験・ハンドル引張試験を行う。

1991.07

業界初、自動車バンパー材使用、
最強のスーパーボックスが誕生となる。

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